ヨンファサ(蓮華寺) 山神図

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ヨンファサ(蓮華寺) 山神図

ヨンファサ(蓮華寺) 山神図 (ソウル市文化財資料第56号)

民画の色が濃い山神図で、中央には肘掛け椅子に座っている道人の姿の山神が描かれ、右にはそれに仕える童子像、左には山神の象徴である虎が描かれている。絵の中央に大きく描かれた山神は、恰幅の良い体格に白髪の丸い顔をして帽子の形の透明な頭巾を被り、右手は長い髭をなで、左手は羽うちわを持っている。右側にいる鮮やかな豹柄の虎は、ピンとした耳を持ち前足を立ててしゃがんでいる様子がひょうきんで、民画的な雰囲気を醸し出している。右側にいる2人の童子は2人で親しく会話をしているような様子で、肩に器物をかけて立っている。背景には老松と滝が長く伸びる深い渓谷が描かれ、三神図や独聖図に典型的に見られる深山幽谷を表している。

情報

  • 指定番号ソウル市文化財資料第56号
  • 指定日2013年3月7日
  • 管理主体ヨンファサ(蓮華寺)
  • 所在地トンデムン(東大門)区キョンヒデロ3ギル56 (フェギ(回基)洞)