水標

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水標(宝第838号)

朝鮮の世宗の時、降雨量を測定するため測雨器を作り、この方法で下川の水位を測定するために設置したものが水標である。漢江辺と清渓川の2ヵ所に設置したが、漢江辺のものは、岩に直接目印を刻んだもので、清渓川のものは低い石の柱の上に、木の柱を立てた形であった。

その内、今まで残っている清渓川の水標は、成宗(在位1469~1494)の時、石柱として改良したもので、高さ3m、幅20cmの花崗岩で四角柱を作った。上には蓮の花模様が刻まれた傘模様の頭石が載せられていて、下には直六面体の礎石が土深く打ち込まれている。石の柱両面には、1尺(21cm)毎に1尺から10尺までの目印をつけて、3,6,9尺には0表示をして、各?水、平水、大水と表示した。6尺内外の水が流れる時が普通の水位で、9尺が超えると危険水位とみて、下川の氾濫を事前に予告した。