ヨンファサ(蓮華寺) 七星図

Welcome to Dongdaemun-gu

ヨンファサ(蓮華寺) 七星図(ソウル市有形文化財第343号)

ヨンファサ(蓮華寺) 七星図(ソウル市有形文化財第343号)

両手を重ねて金の輪を支え持っている熾盛光仏と日・月光菩薩、七星仏と七元星君、老人星と三星(三台六星の中の三星)などが描かれた、比較的簡単な構図で描かれた七星図である。
突き上がる蓮華座の上に結跏趺坐して座っている熾盛光仏は両肩を覆う通肩衣をまとい、左右の脇侍菩薩は蓮華座の上に半跏坐の状態で座り本尊仏に向かって合掌していて、頭の冠に太陽と月を象徴する赤い円と白い円が描かれている。
本尊仏の周りに左右対称に描かれた七星仏は、合掌したまま本尊仏の方へ体を傾けており、七元星君はそれぞれ笏を持ったり合掌して本尊仏の方を向いて立っている。
ヨンファサ(蓮華寺)の七星図は、19~20世紀に京畿地域を中心に活躍していたハンゴク(漢谷)トンボプ(頓法)が首画員を担い、ハンミョン(漢明)ファンジョ(幻照)、トゥサム(斗三)、テホ(太湖)、チャンホ(昌湖)などとともに1901年(テハングァンム(大韓光武)5年)に描いたものだ。
この七星図は、蓮華寺に奉安された阿弥陀掛仏図、地蔵十王図、神衆図、千手千眼観音菩薩図などとともに1901年に造成され、同一流派の画僧たちの画風がよく表れている。19~20世紀のキョンギ(京畿)地域の画風がうかがえる学術的資料としての価値がある。

情報

  • 指定番号ソウル市有形文化財第343号
  • 指定日2013年3月7日
  • 管理主体ヨンファサ(蓮華寺)
  • 所在地トンデムン(東大門)区キョンヒデロ3ギル56(フェギ(回基)洞)