世宗大王記念館

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世宗大王記念館

1973年のハングルの日に開館した世宗大王記念館は、世宗の様々な文化的業績と歴史を接して学習できる場所である。

1万8,500㎡規模の敷地に延面積2,475㎡の2階建てで作られた記念館は、一代記、ハングル、国楽、科学陳列室などの4つの展示室と講堂、閲覧室などで構成されている。

一代記室には、世宗大王の御眞と共に、在位32年間の業績を14枚の東洋画として製作して陳列しているし、ハングル室には世宗当時と世宗以後のハングル関係の文献が陳列・展示されている。また、訓民正音(フンミンジョンウン)創製当時の参考文献及び外国文字の拓本、ハングル機械化関係資料を展示している。そして、科学室には、世宗時代の組板・印刷過程を再現した活字関係の遺物をはじめ、測雨器・太陽時計・水時計などの発明品と様々な天文器具及び地図・漢方薬の材料などを陳列している。国楽室には世宗時代に整備された各種の国楽器と楽師の服飾及び舞踊服飾、進宴庁図などを展示している。

現在記念館が所蔵している宝は、楞厳経諺解(ヌンオムキョンオンヘ)(宝第763号)、蒙山和尚法(モンサンファサンボップ)(宝第769号)、金剛経三家解(クンガンキョンサンガへ)(宝第772-(1)号)、複刻天象列次分野之図刻石(宝第837号)、水標石(スピョウ)(宝第838号)などがあり、世宗大王神道碑をはじめ、旧英陵石物12期が2002年3月15日ソウル特別市の有形文化財第42号として指定されている。