金剛経三家解

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金剛経三家解(クンガンキョンサンガへ)(宝第772号―(1))

金剛経三家解(クンガンキョンサンガへ)(宝第772号―(1))

朝鮮初期の高僧である涵?堂・得通(デットン)が作った金剛経五家解の内、3つの項目である冶父の頌と宗鏡の提綱、己和の説義を選んで口訣をつけて翻訳した本だが、これら三家の前に金剛経の本文を金剛経諺解で口訣がつけられたそのまま載せている。本の後ろにハン・ケーヒ、カン・ヒーメンの跋文によると、世宗の命令で、文宗と世祖が翻訳して完成したが、世祖の妃である慈聖大妃の命令で学祖僧が矯正し、金属活字で300部を印出したという。経書の翻訳書であるこの本は、成宗13年(1482年)に刊行されたもので、5冊5本の乙亥字本である。